電子・電気部品に関する欧州の環境規制(RoHS指令)について紹介
2008年12月3日に公開された改正RoHS指令提案では、現在の除外項目がそのまま引用されています(2008年12月19日付けコラムを参照下さい)。
しかし、3月22日に公開されました除外項目の見直しを検討したコンサルティング会社の最終報告では、電子セラミック中の鉛に関しましては、次のように提案されています(本報告については、2009年4月3日付けコラムを参照下さい)。
なお、PZT、PCT等のセラミックについては、鉛を除外することが技術的に不可能なことから、従来どおり鉛の適用除外を継続することになっています。
なお上述の提案は、これからTACや欧州委員会で検討されますので、今後の動向にはご注意下さい。