電子・電気部品に関する欧州の環境規制(RoHS指令)について紹介
ご指摘の通り、除外項目の6番目の項目に、「合金成分として、鋼材に含まれる0.35wt%までの鉛、アルミ材に含まれる0.4wt%までの鉛、および銅合金の4wt%までの鉛」があります。
お尋ねの「合金でない銅材」の詳細が分かりませんが、このほかの除外項目としては、下記の2項目があります(2007年8月16日現在)。
RoHS指令では、除外項目以外は、有害物質として特定されている6物質(鉛、水銀、カドミウム、6価クロム、PBB、PBDE)は、均質物質に対して、鉛、水銀、6価クロム、PBB、PBDEは0.1wt%以下、カドミウムは0.01wt%以下に規制されています。
したがって、上記の除外項目以外は、銅の合金を含めて、いかなる材料も、RoHS指令の有害物質、最高含有濃度は前記の規制値が適用されます。