電子・電気部品に関する欧州の環境規制(RoHS指令)について紹介
RoHS指令およびELV指令とも、科学および技術の進歩に合わせて除外項目を見直すことが条項で定められています。
ご指摘の通り、RoHS指令の改訂提案が公表された後、欧州委員会は新たに6項目の用途除外を決定しています(2009年7月3日付コラム「RoHS指令の新たな用途除外の欧州委員会決定」を参照下さい)。
現在も、RoHS指令およびELV指令に関する除外項目の修正、削除および追加に関する検討が行われています。
除外項目が掲載された付属書を修正するための手続きとして、欧州委員会は科学および技術の進歩に照らし利害関係者に修正案に関するコンサルテーションを経て修正が決定されます。このコンサルテーションについて、欧州委員会に代わって、二つの民間企業(Oko-instituteおよびFraunhofer IZM)の委託によるプロジェクトとして進められています。
現在のプロジェクトでは、RoHS指令およびELV指令の適用除外項目の追加、および、既存の除外項目の見直しの検討が対象となっています。
以下の項目が、新たに要求として出された適用除外項目としてコンサルテーションが行われました。
詳細については、http://rohs-elv.exemptions.oeko.info/index.php?id=5をご参照してください。