電子・電気部品に関する欧州の環境規制(RoHS指令)について紹介
日本とEUでは用語の定義が微妙に異なります。
再生(Recovery)は再使用(Reuse)とリサイクル(Recycling)とエネルギー回収(Energy Recovery)の和です。処理(Treatment)は 再生(Recovery)と処分 (Disposal)の和です。
目標値はカテゴリー別で次になっています。
WEEE指令は、再使用(Reuse)は目標値に入れていませんが、2008年12月31日までに次項とともに見直しがされます。
目標値の運用は、実際の再生(Recovery)率で、回収した廃電気電子製品で、リサクルとエネルギー回収した率となり、設計値ではありません。また、再生率とリサイクル率の両方の目標値を満たす必要があります。
設計段階で、デザインレビューでシミュレーションして、再生率を計算する、リサイクルするための手順評価などをする必要があります。DRの結果を踏まえて、11条による処分場やサイクルセンターに情報提供することが求められます。