電子・電気部品に関する欧州の環境規制(RoHS指令)について紹介
ご質問の蛍光灯に用いる水銀については、RoHS指令附属書の1番目から3番目の項目として、次の通りに除外項目になっています。
RoHS指令第5条1(C)では、附属書の除外項目については、少なくとも4年ごとに見直さなければならないことになっています。RoHS指令は2006年7月1日に施行されましたので、2010年までに見直さなければならないことになります。この規定に従って、欧州委員会から委託されたコンサルタント会社により見直し作業が行われています。具体的には、2008年1月28日から4月1日を締め切りとして、これまでの除外項目29項目すべてと新たに申請のあった3項目について、パブリック・コンサルテーションが行われました。
発表されている今後のスケジュールとしては、6月9~13日の週に、コンサルタント会社と意見を出した関係者とのミーティングは持たれる予定です。その後、意見を集約して、欧州委員会に報告され、TACで検討を経てから、除外項目の扱いの提案が出されることになります。
詳細な経緯を含めて、出されているコメントについては下記のURLを参照ください。
http://rohs.exemptions.oeko.info/index.php?id=10